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ブラックリストとは、民間の信用情報機関のデータベースに載っている個人の信用情報データの俗称です。金融機関からの借金の返済の長期延滞や、自己破産、債務整理などの記録が残ります。

返済に滞りの無い通常の情報をホワイト情報、返済が滞った事故情報をブラック情報と言うことから、ブラック情報が個人信用情報機関に登録されたことを、「ブラックリストに載った」という言い方をされているだけで、実際に金融業者が融資不適格者リストとしてブラックリストを作成しているわけではありません。

目次

信用情報機関とは

信用情報機関は、信用情報の収集および加盟団体への提供を行っています。

銀行やクレジットカード会社、消費者金融等、銀行業や貸金業を営む会社は、たとえば銀行の場合であれば全国銀行協会(全銀協)というように、各々業界団体を組織しています。

信用情報機関はそれらが母体となって運営されています。

ブラックリストに載るとどうなるか

いわゆる「ブラックリストに載る」状態になっても、普通に生活している分には全く影響はありません。
影響は

  1. クレジットカードがしばらく作れない
  2. ローンがしばらく出来なくなる

の2点です。 

再び借金で苦しまないためには、むしろ、これは好都合なことです。
また、ブラックリストに載るといっても一生続く訳ではありません。

延滞などの事実のあった日から5年~7年以内の記録が載ることになっています。
期間を過ぎると、記録は自動的に消去されます。

なお、闇金融などは、あえてブラックリストに載っている個人を狙って、融資を実行し、取り返しのつかない借金地獄に陥れることがありますので、くれぐれもご注意下さい。 

完済後の過払い金返還請求について

すでに完済しておりますので,返済をめぐる債務不履行等の「事故情報」とは言えず,ブラックリストには載らないと考えて良いと思います。
もし,信用情報機関がブラックリストに載せることがあったとしたら,その抹消を請求できるし,不法行為に基づく損害賠償請求も可能ではないかと考えます。 

すでに完済の人でも,以前は,過払い金返還請求をした人は「契約見直し」と登録され,その後の借入が難しくなる場合がありました。
しかし, (株)日本信用情報機構(JICC)によりますと,平成22年4月19日以降,過払い金返還請求をしても,そのことだけをもって何かが登録されるということは無くなったとのことです。
また,同年4月18日以前に登録された「契約見直し」という情報も,削除されたとのことです。
完済の人は,迷わず,過払い金返還請求を行いましょう。

借入残高がある場合の過払い金返還請求について

この場合には,従来,過払い金返還請求者については,「契約見直し」としてブラックリストに載せられておりましたが,この度(平成22年1月),金融庁は,過払い金返還請求をした事実を信用情報に反映させない方針を決定し,実施されております。
過払い金返還請求をしたかどうかは,個人の支払能力とは必ずしも直接関係がないからとのことですが,当然のことだと思います。

過払い金返還請求をすると,ブラックリスト(信用情報)に載ることにより,他社からの今後の借入が困難になることを恐れてためらっていた人もいると思います。その心配はいりません。

払いすぎた利息は取り戻しましょう。
対象会社が資金繰り困難で倒産する可能性もあり,早いうちでの対応が必要です。

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